本日は珍しいお車の搬送をさせていただきましたので、お客様の同意の下で記事にさせていただきました。今回のご依頼は、オーナー様加入の保険会社様のロードサービスで、セルモーター不良でエンジン始動できないランボルギーニ ムルシエラゴ LP640を大阪市から和歌山市の修理工場様の方への修理搬送です。
ランボルギーニ ムルシエラゴ LP640 E-gear 4WD お引き取り
エンジン始動不可のランボルギーニとの事もあり、レッカーサービス農協自動車本社から隊長の岡、和歌山市吐前営業所から川島の2名でフルフラットタイプの積載車にてお引き取りに行かせていただきました。引き取り現場に到着し、お客様のガレージのシャッターが開きランボルギーニが現れた時の威圧感は見慣れたクルマにはない独特感じで、今回の任務を再認識し緊張感が走ります。
ランボルギーニ ムルシエラゴ LP640 積み込み 固定
このランボルギーニ ムルシエラゴはボタン一つでフロントの車高が上がるんです。オーナー様の方で車高をMAXまであげていただいておりましたので、比較的スムーズに積み込みができました。が、しかし!積載車の荷台の幅は拡張タイプでも215cmに対しLP640の車幅は206cm!ランボルギーニの右リアタイヤはカツカツすれすれ!キャリアの長い隊長は、この事態も想定してアオリを閉開する事ができる積載車を用意していたのです。
搬送中にお車が動かないようにフロントホイルを川島がリアホイルを隊長の岡がベルトで固定します。
無事に荷台を元に戻し積み込み完了です。
最高速340Kmを制御するための380φもある、カーボンセラミック・ブレーキローターと、黄色のペイントにLamborghiniと書かれた、巨大な6ピストンキャリパーを珍しそうに眺める隊長。その後、オーナー様の元から和歌山市内の修理工場の方へ向かいます。
ランボルギーニ ムルシエラゴ LP640 修理工場へ
途中のサービスエリアでベルトの緩み等ないかの確認をし、無事に和歌山市内某所の修理工場に到着。これから積み下ろし作業です。
LP640のリアタイヤのサイズは 335/30ZR18 とにかくでかいです!
積み下ろし 動画
ランボルギーニ ムルシエラゴ LP640 スペック
ボディ|全長4610×全幅2058×全高1135mm
エンジン|6.5リッターV型12気筒
最高出力|471kW[640ps]/8000rpm
最大トルク|660Nm[64.3kgm]/6000rpm
駆動方式|4WD
トランスミッション|eギアシステム
価格|3856万1250円(eギア)
積み下ろし作業が終了し、オーナー様の甥の方にカギを受け取っていただき、今回の任務は終了です。ランボルギーニを目の前で見る機会もないので室内やエンジンルームを見せていただきました。小さなガラスのエンジンフードはオプション装備で200万円以上するらしいです。タントカスタム新車で買えちゃいますね...ボディーの素材はカーボンでフロントバンパー交換になると部品だけで300万以上必要とか・・・もう訳がわかりません!! 最後の写真は、「いつかは俺もランボルギーニ」と思ってるはず!(笑)の隊長の姿でした。隊長にはレッカー車があるじゃないですか!レッカーサービス農協自動車!隊長として頑張ってください!!
最後に、今回の ムルシエラゴ LP640 のエンジンがかからない原因はセル不良ではないかもとの事です。また修理工程などの写真も送っていただけるらしいのでこの記事の延長で紹介できればと思います。
オーナー様、この度は大切なお車をレッカーサービス農協自動車に搬送させていただき、ありがとうございました。これからも和歌山 レッカーサービス農協自動車を宜しくお願い致します。