平成29年10月22日から23日にかけて台風21号が関西や中部地方に接近し、さわやか福祉会が所在する和歌山県紀ノ川市でも豪雨による河川の増水や住宅地が浸水、また土砂崩れにより住宅が倒壊し人命が失われてしまうという甚大な被害を受けました。被害に遭われた方のご冥福をお祈りすると共に自然災害の怖さを思い知らされる出来事となりました。
通所者様と避難訓練
紀の川市・さわやか福祉会でも万が一の自然災害に備えて定期的に避難訓練を実施しております。今回も11月某日に避難訓練を実施いたしました。
当施設職員が通所者様を誘導し、全員が手を取り合い、離れるぬよう避難先である西脇農業会館の方へ向かいます。
今回の避難訓練もスムーズに避難先である西脇農協会館に避難する事ができましたが、災害が起きた時に、高齢者が犠牲になる割合が高いのです。「災害は忘れた頃にやってくる」といいます。地震や豪雨による水害などの災害がいつ起こるのか性格に予測する事やその発生を止める事はできません。私たちに出来ることは、過去の災害の教訓を生かし、被害っを最小限にとどめるよう、万が一に備え、日頃から地震や水害についての知識や心構えを身につけ。できるがきりの準備をしておくことが大切です。