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ランボルギーニ ムルシエラゴ LP640 修理編 ①

投稿日:2017年2月8日 更新日:

先日、レッカーサービス農協自動車で保険のロードサービスにて修理搬送させていただきました、ランボルギーニ・ムルシエラゴ・LP640の修理の様子をいかにも当社にて修理したかのように書かせて頂きます。(笑)

ランボルギーニ ムルシエラゴ LP640 セルモーター不良?

某ディーラーでは症状をお客さまが説明すると、とりあえずセルモーター交換をしてそれでも症状が変わらないのであれば、他の不具合箇所を探すと言われたとの事で修理に費用がいくらかかるかわかりません!そして、当社にレッカーサービス農協自動車ロードサービスにて搬入されてきました。また、偶にエンジンのチェックランプが点灯したり消えたりするとの事でチェックランプが点灯する原因箇所も突き止めて欲しいとの事でした。

症状

このムルシエラゴはエンジン始動不可、セルモーターが回らないのでセルモーター交換(修理)として入庫しました。オーナー様からの話によると元々、リモコンキーにてドアをアンロックし室内に入り、イグニッションキーを回してもセルモーターが回らない時が頻繁にあったそうです。しかし、イグニッションをOFFにしメーターランプがすべて消えた状態にしてから再度リモコンキーでドアのロック・アンロック、エンジンスタートを数回繰り返すとエンジンがかかるという症状が何度もあったとの事、一度エンジンがかかるとその日はエンジンを止めても1発で始動するそうです。ある日、始動不可の状態になり、バッテリーが上がったと思いバッテリーをフル充電してもセルモーターが回らなかったとの事で今回の入庫に至りました。

診断・症状から不具合箇所を探る

リモコンキーでドアをアンロックし、イグニッションキーを回すと「カチン!」セルモーターには電気は行ってるようですが回りません。バッテリーを充電しながら、お客様から聞いたように何度も同じ作業を繰り返してみると「ウォオオオン!!」奇跡的にエンジンがかかりました。その後、エンジンを切って再度セルを回しても普通にエンジンがかります。エンジンがかからなかったと言うのは嘘かのように正常にエンジンがかかります。セルモーターが正常にガンガン回る状態では、「とりあえずセルモーター交換からさせて頂きます!」というわけにはいきません。ムルシエラゴのセルモーター交換はエンジンを下ろさないとできないんです。当社ではセルモーターは新品に交換せず、取り外した既存のセルモーターを修理して再度取り付ける予定でしたが、新品のセルモーターに交換となると部品代だけでもうん十万円、それにエンジン脱着工賃になってしまうんです。この手のスーパーカーは修理をする事を前提に作ってないんじゃないでしょうか?本当に困ったクルマです。

OBD診断

とりあえずエンジンがかかってチェックランプが点灯しているのでODB診断にかけてみました。どうやらチェックランプ点灯の原因はエアーポンプ不良のようです。エアーポンプとは欧州車では排ガス対策の為に装着されている部品で特に走行には何の問題もないなく重大な故障ではなくて良かったです。ムルシエラゴのエアポンプも高価なので、走行に支障がないのであれば、今回の修理は不要との御連絡を受けましたのでパスする事に。しかしOBD診断をかけても、今回のセルが回らない原因はわかりません・・・・・まぁ~最初からOBD診断に期待はしておりませんでしたが!

セキュリティーユニットに不具合?

ムルシエラゴは正常な状態ですと、リモコンキーでドアロックすると「ビィ♪ロー♪ビィ♪ロー♪」アンロックすると「ピィーー♪ロォーー♪」と確認音が鳴るのですが、何度も繰り返しチェックしているとリモコンキーでドアロックをしても「ピピピピピピ♪」と確認音が鳴るようになりドアロック・アンロックが不能になりました。通常、ムルシエラゴはリモコンキーでアンロックをした状態でないとセルモーターが回りません。しかし、ドアロックした状態でもキーを回すとエンジンがかかってしまいます。あきらかに正常ではない動作です。

セキュリティーユニットを取り外す

不具合箇所はドアのリモコンキーと連動しているセキュリティーユニット異常ではないかとの判断でセキュリティーユニットを取り外して確認してみようと思いましたが、取り付けられてる場所がわかりません。パーツマニュアルを見てElectricalSystemの項目にANTI-THEFT CONTROL UNIT AND REMOTE CONTROL (433MHZ)とダッシュ付近のパーツ項目に吹き出しで記載されているだけです。ワークショップマニュアルを見ても取り付けられている画像だけで詳しく書かれておらず、場所が特定できません!盗難防止の為に安易に場所を特定不可能にしているのかもしれません。そこで役にたったのがSnap-onのスコープモニター 胃カメラの様な感じで先にLEDライトとカメラがついていてモニターでカメラの映像を確認できます。助手席足元のカーペットをめくりセンターコンソル横のパネルをめくってカメラを突っ込むとユニットらしき箱を発見!

左中央に写っているのがセキュリティーユニットです。MED 2200.L4 コネクターを抜くとエンジンはかかりません。

分解して基盤を確認して見ました。簡単な基盤で不具合箇所が特定できれば治せるかもと思い、期待して分解して見ましたがLSIがいくつも並んでいるわ、半田のクラック、破損箇所等も見つからないので諦めました。どうやらランボルギーニと書かれたシールも貼られており、イタリアのMED製ランボルギーニ専用パーツのようです。

ムルシエラゴ LP640 セキュリティー&リモコンキー交換

やはり、セルモータが回らずエンジンがかからないのはセキュリティーが誤作動を起こし、リモコンキーでドアロックを解除してドアが開いてもユニット側ではアンロック状態になっていないのが原因かも?ユニットはドアロック状態でセルモーターを回わそうとしていると判断をして一瞬セルモーターに電気は流れるがセキュリティーがかかって電気をカットしているのでは?と考えオーナー様に現状をお伝えしセルモーターを修理する前にセキュリティーとリモコンキーを交換させて頂く事になりました。

ランボルギーニ ムルシエラゴ 修理編 ② に続く

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